愛犬の生理、対応できますか?

犬の知識

女の子のわんちゃんを飼っている場合、避妊手術をする場合でも、手術は一度目の生理が終わってからになります。
愛犬の生理にはどう対応したらよいのでしょうか。

犬の生理とは

犬の生理は人間の月経とは違い、妊娠できる状態になるための発情周期のことを指します。
正式には「発情(ヒート)」と呼ばれます。

交尾の準備のために子宮が充血して起こるものであり、人間のように妊娠せず不要になった子宮内膜が剥がれ落ちる現象とは異なります。
出血量も多くなく、気付かないこともあります。

ヒートの特徴

はじめてのヒートは、犬種によって時期が異なります。

  • 小型犬:生後6〜8か月頃
  • 中型犬:生後8〜12か月頃
  • 大型犬:生後12〜18か月頃

個体差が大きく、始まるのが遅い子や、気付かないうちに始まっている子もいます。
とくに出血量の少ない小型犬では、自分で出血を舐めとってしまい、飼い主さんが気付かないケースもあります。

ヒート周期は年二回、一回のヒート期間は2~3週間が一般的です。

犬のヒート期間の様子

ヒート期間中はいつでも妊娠するわけではありません。

① 発情前期(約7〜10日)

陰部が腫れ、出血が始まります。この時期、メスはオスを引き寄せますが、まだ交尾は拒否します。
妊娠はほぼしません。

② 発情期(約5〜9日)

出血の量が減り、色が薄いピンク色や透明に変わります。
多くの人が「生理が終わった」と勘違いしますが、まさにこの時が排卵日です。メスがオスを受け入れるようになり、妊娠する可能性の高い期間です。

愛犬のヒート期間中にすべき飼い主さんの対応

ヒート期間中は出血し、オスを興奮させるフェロモンが出ます。

出血への対応

出血量は小型犬の方が少なく、大型犬は多い傾向があります。
出血量が多い場合は、犬用のサニタリーパンツをはかせてください。

人間でもそうですが、長時間履かせっぱなしにすると、蒸れて細菌が繁殖し、皮膚炎や膣炎の原因になります。こまめに取り換えるなど、蒸れないように注意が必要です。

陰部を優しくふき取る

清潔を保つために、ぬるま湯で湿らせた清潔なコットンや犬用ウェットティッシュで、陰部周りの経血を優しく拭き取ります。
ゴシゴシ強くこするのはNGです。

事前に陰部周辺の毛を短くカットしておくと、血が絡まりにくく、拭き取りなどの衛生管理が格段に楽になります。

部屋の環境づくり

おむつを嫌がる子や、おむつを外している時間帯は、おうちの中が汚れても良いように対策しておきましょう。

犬がよく寝転がるベッドやソファに、洗えるタオル、カバー、またはペットシーツを敷き詰めておきます。
掃除の手間を最小限にすることが、飼い主さんのストレス軽減にも繋がります。

犬のフェロモン対策

ヒート中のフェロモンは、数キロ先の未去勢オスにも届くと言われています。
オス犬をパニック(異常な興奮、脱走、闘争)に陥れるため、周囲への配慮が必要です。

ドッグラン、犬連れOKのカフェであっても、ヒート期間中は出入り禁止です。
他の犬とすれ違わないよう、散歩は人の少ないタイミング、コースを選んでください。

愛犬のヒートについて知ろう!

愛犬のヒートの対応は、単なる汚れ対策ではなく、望まない妊娠を防ぐための危機管理と周囲の犬へのマナーです。

もし、将来的に交配(出産)させる予定がないのであれば、ヒートによる多大な心身のストレスと、将来の生殖器系のガン(乳腺腫瘍など)を防ぐために、避妊手術をすることがおすすめです。
ただし、避妊手術にもリスクはあります。時期や必要性は獣医師と相談のうえで決めてください。

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