飼い主を悩ます愛犬トラブルと乗り越え方

犬の知識

犬と暮らすということは、予期せぬトラブルの連続です。

帰宅すればティッシュの雪景色が広がり、散歩に行けば突然のストライキ、来客があれば怪獣のような雄叫びでお出迎え。
キラキラして見えるあの家のワンちゃんも、裏では飼い主さんを悩ませているかもしれません。

この記事では、多くの飼い主さんが経験する愛犬トラブルをご紹介します。

飼い主を悩ます愛犬トラブル

まずは、全国の飼い主さんから聞こえてきそうな悲鳴をリストアップしてみました。いくつ当てはまりますか?

  • 新品のソファ、奮発して買った高級ベッドほど狙われる
  • トイレシートの真横で見事なオシッコ。なぜそこ!?
  • 宅配便のお兄さんが来るたびに、犬が変わったかのような猛烈な吠え
  • まだ帰りたくない、または、もう歩きたくない。道端で繰り広げられる無言の攻防戦。
  • 散歩中、他のワンちゃんを見つけた瞬間のロケットダッシュ&飼い主の腕へのダメージ
  • 子犬特有の鋭い歯での甘噛み攻撃。地味に痛い。
  • 道に落ちている謎の物体を、掃除機も真っ青の吸引力で吸い込もうとする

いかがでしょうか。
「これ、うちのことだ…」と遠い目をした方も多いはずです。

【室内編】リビングで起こる惨劇

家の中は安全地帯のはずが、愛犬にとっては巨大なアミューズメントパークであり、実験場でもあります。

エピソード1:帰宅したら部屋が雪国だった件

仕事で疲れて帰宅し、ドアを開けた瞬間に広がる光景に絶句した経験は誰しもあるでしょう。
ゴミ箱から発掘されたティッシュの山がリビング一面に広がり、その中心で愛犬が「おかえり!すごいでしょ?」と尻尾を振っている…。

「今日一日、私が必死で働いている間に、君は何と戦っていたんだ。このティッシュの雪景色、片付ける気力が出ない」

ぐったりしてしまいますよね。

【乗り越えるヒント】
これは分離不安や退屈のサインかもしれません。
まずは物理的にイタズラできない環境を作ることが最優先。ゴミ箱は蓋付きにする、届く場所に物を置かないことは鉄則です。
そして、留守番前にしっかり運動させて疲れさせておくことや、長く楽しめる知育玩具(コングなど)を与えて、退屈させない工夫をしてみましょう。
怒りたい気持ちをグッとこらえ、無言で片付けるのが正解です。

エピソード2:なぜそこで!?トイレの失敗ミステリー

トイレトレーニングは完了したはずなのに、なぜかトイレシートから数センチずれた場所で用を足す。あるいは、お気に入りの高級ラグの上でだけ失敗する。「わざとやってる?」と疑いたくなる瞬間です。

【乗り越えるヒント】
犬にとってトイレの場所の認識は、人間が思うより曖昧です。
シートの感触が嫌い、場所が落ち着かない、あるいは以前の失敗の臭いが残っているなど、別の場所でするには必ず理由があります。
失敗した場所は、犬の嗅覚レベルで徹底的に消臭を。
そして成功したときは、まるで宝くじが当たったかのように大げさに褒めちぎりましょう。

【お散歩編】突然のストライキとロケットダッシュ

愛犬との楽しいお散歩タイム。しかし、一歩外に出ればそこは予期せぬトラブルの戦場です。

エピソード3:頑として動かざること山の如し

SNSでよく見る拒否」。柴犬に限らず、多くの犬が発動します。通行人の「あらあら、大変ね(笑)」という生温かい視線が痛い…。

【乗り越えるヒント】
無理に引っ張ると、犬は余計に頑固になります。
「帰りたくない」「その道は嫌だ」「疲れた」など、犬なりの主張があります。時間に余裕があるなら、少し付き合ってみるのも手。動かない場合は、進行方向とは逆に一瞬リードを引いて注意をそらしたり、大好きなおやつで誘導してみましょう。
根くらべになることも多いですが、感情的にならないことが大切です。

エピソード4:他の犬を見つけた瞬間のロケットスタート

普段はおっとりしているのに、散歩中に他のワンちゃんを見つけた瞬間、豹変。リードを持つ飼い主の肩が外れるかと思うほどの力で突進しようとします。

【乗り越えるヒント】
これは飼い主さんの予測能力が試されます。
愛犬が興奮対象を見つける前に、飼い主がいち早く察知し、名前を呼んでアイコンタクトを取る、Uターンする、道の反対側に渡るなどして、刺激から遠ざけるのが有効です。リードは常に短く持ち、制御不能にならないように備えてください。

【対人・音編】チャイムは敵!訪問者への過剰反応

家の中でリラックスしている時、突然鳴り響くインターホン。その瞬間、平穏な時間は終わりを告げます。

エピソード5:宅配便が来るたびに繰り広げられる防衛戦

「ピンポーン」という音が鳴った瞬間、まるで侵入者を撃退するかのような猛烈な吠え声。荷物を受け取る間も、ドアの隙間から吠え続け、配達員さんに謝り倒す日々。

【乗り越えるヒント】
犬にとってチャイム音は、縄張りに知らない人が来る合図になってしまっています。まずはチャイムの音に慣れさせる練習が必要です。チャイムの音を録音して小さく流し、吠えなければおやつをあげる、を繰り返します。また来客時は玄関に直行させず、クレートや離れた場所で待機させる習慣をつけるのも効果的です。

完璧を求めない、ゆるしつけのススメ

ここまで様々なトラブルを見てきましたが、毎日これらに直面していると、「私のしつけが間違っているのかな」「この子は幸せなのかな」と、飼い主さん自身が追い詰められてしまうことがあります。育犬ノイローゼです。

ここで一番お伝えしたいのは、完璧な飼い主も、完璧な犬もいないということ。

SNSで見かけるお利口な犬は、その子のほんの一瞬を切り取ったものに過ぎません。どの子にも苦手なことや、困ったクセは必ずあります。

命に関わることや、他人に迷惑をかけることは専門家に相談すべきですが、そうでない日常の小さなトラブルなら、「まあ、今日はこれでいっか」「生きてるだけで可愛いしな」と割り切る日があっても良いのです。

しつけの本通りにいかなくても、その子なりのペースで成長しています。昨日より少しでも成長できたら、盛大に褒めてあげましょう。飼い主さんが笑顔でいることが、愛犬にとって一番の安心材料になります。

ペットセルフシャンプーWANウォッシュ
山梨県甲府市湯田2丁目9-5
(3月ごろ甲府市朝気へ移転)
☆ご予約はお電話で☆
070-5551-7879

コメント