わんちゃんを飼いたい!
そんな思いでわんちゃんをお迎えする前に、おうちをわんちゃん仕様にしておく必要があります。
ケージやトイレ、食器類の準備だけではなく、部屋全体を安全な空間にしてあげましょう。
今回は、わんちゃんと暮らす上での住環境のお話です。
1. 【床材】ツルツルのフローリングはNG!
掃除しやすく美しいフローリングですが、わんちゃんにとって、実は歩きにくい材質です。
ツルツル滑って踏ん張りが効かず、関節に過度な負担がかかり、膝のお皿がズレる「パテラ」のリスクが増えます。
とくに小型犬はパテラになりやすいため、対策が必要です。
対策
- タイルカーペットを敷き詰める: 滑りにくくするため、マットやカーペットを敷くことがおすすめです。なかでも、汚れた部分だけ洗えるタイルカーペットが最強。裏に滑り止めがついた、ペット専用品を選びましょう。
注意
毛足の長い、ループ状のラグは要注意です。わんちゃんの爪がループに引っかかり、怪我をする恐れがあります。
ラグや絨毯を敷きたい場合は、爪がひっかからないようなものを選んでください。
2. 【誤飲対策】床にあるものは全て獲物
子犬はなんでも興味津々です。食べてはいけないものまで口に入れてしまうので、注意してください。
- 危険なもの
- 蓋のないゴミ箱。
- ローテーブルの上に置きっぱなしの薬、チョコ、アクセサリー。
- 床に落ちたヘアゴム、クリップ。
- 脱ぎっぱなしの靴下。
異物を食べてしまうと…
- 腸閉塞(イレウス): ヘアゴムや紐、靴下などの異物は、当然消化できません。うんちと一緒に出てきてくれれば良いのですが、腸内に引っかかってしまったり、腸をふさいでしまったりすると危険です。最悪の場合、開腹手術や死に至ります。
- 中毒: 犬には、食べてはいけない食材があります。置きっぱなしにしていたチョコレートなどをうっかり食べてしまうと大変危険です。また、人間の薬などもわんちゃんにとって猛毒になることが多いです。
対策
- ゴミ箱は蓋つきに: 食べられたくないものが沢山入っているゴミ箱。簡単に開けられないように、蓋つきのものを用意しておくと安心です。
- 片づけの徹底: 「うっかり」が一番怖いです。「床に物を置かない」を家族のルールにしておきましょう。
3. 【感電対策】コード類に要注意
わんちゃんにとって、充電ケーブルなどのコード類は噛み心地最高なおもちゃに見えてしまいます。
タコ足配線でごちゃごちゃしたコンセントまわりや、スマホの充電ケーブルが垂れさがっている状態は大変危険です。
通電中のコードを噛み切ると、口の中の火傷だけでなく、命に関わる事故となる可能性があります。
対策
- 配線カバーをつける: 100円ショップでも買えるプラスチックのカバーを巻き付け、噛みちぎれないようにガードする。
- 家具の裏へ隠す: 見えない場所へ隠す。どうしても露出する部分は、苦味成分のあるスプレー(ビターアップル等)を塗布して学習させる。
4. 【観葉植物・危険物】緑の癒やしが猛毒に
観葉植物はお洒落ですが、わんちゃんが誤って食べてしまうリスクがあります。
ユリ科、アイビー、ポトスなどさまざまな観葉植物が、わんちゃんにとって有毒となります。葉を一枚かじっただけで腎不全になることもあり、危険です。
対策
- 撤去
- ハンギング:わんちゃんの届かない天井から吊るすか、フェイクグリーン(造花)に切り替える方法もあります。
5. 【隙間・段差】好奇心で閉じ込められることも
とくに子犬期は好奇心旺盛で、ソファの下のわずかな隙間や、家具と壁の隙間などに入っていってしまうものです。ソファの下に入り込んで出られなくなったり、家具の裏で動けなくなることも。
また、家具の裏に落ちていた異物を食べてしまうこともあるため、入っていかないよう注意が必要です。
対策
- 隙間を埋める: 侵入防止のブロックや、サイズぴったりの収納ボックスで隙間を物理的に塞ぎます。
住環境に気を付けよう!
わんちゃんをお迎えするとき、トイレやケージなどは真っ先に準備しますが、意外とお部屋そのもののケアを忘れてしまいがちです。
とくに小型犬をお迎えするときは、足腰に負担がかからないよう、床材から気を付けてあげてください。
健康は、衣食住のうえに成り立ちます。
ぜひ参考にしてみてください。



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